鉄のフライパンを久々に使う

食いすぎの原因となる10.25インチのスキレット(2.5kg)をいったんしまい込んでいます。冷蔵庫の生卵の賞味期限が切れたのが3個あったので生食を避けてスクランブルエッグを作ることにしました。ティファールの樹脂加工フライパンは生卵との親和性が高くて鍋肌に残留するので卵料理には向きません。油をひいても鍋肌になじまないのでやっぱり残留するのです。

久々に鉄のフライパン(まだらに焦げが取り切れていないやつ)を取り出して表面を束子で擦ってから火にかけて、油を大目に引いてなじませてから溶いて塩コショウで下味をつけた卵3個を流し込みました。焦げ付くかと思いましたが思いのほかさらさらと剥がれます。縁から菜箸で攪拌しつつ火を通していきます。いい感じでふわっとできたところであおりを入れてあまりの軽さにずっこけそうになりました。2.5kgのスキレットの癖が抜けていないのです。

全くこびりつくことなくふわっ火の通ったスクランブルエッグをお皿に盛り付けて完成です。いやー、これは樹脂加工のフライパンよりも使いやすいぞ。なお、スキレットでこれをまねすると確実に鍋肌が半分以上もって行くのでフライ返しを出動してこそぎ落とすことになります。鋳鉄のスキレットの慣らしはむつかしいです。

こいつならオムレツをきれいに作れるかもしれません。

100均ショップで鉄のスクレーパーを購入しているので、鉄のフライパンの外側の溶岩のようなゴリゴリを削り落としてやるべきか。