ハンバーグを焼いて鉄なべを整備する

昨日栄に出かけたときの戻りで名駅の成城石井の生のハンバーグを買いました。自分で作れば安くなりますが、ひき肉を手でこねるのが面倒なのです。

スキレットを空焼きしてから油を投入してなじませて、ハンバーグを投入します。片面2分ずつ焼いてから蓋をして弱火で5分焼きます。蓋をしてしばらくは、水蒸気が上にたまって落ちてきて直接鍋肌にあたってものすごい音がします。何事かと思って蓋を取っても異常は見当たりません。ビビりました。ハンバーグの投影面積が小さくて水滴が直接鍋肌に落ちやすいからのようです。5分経過して蓋を取りましたが、中から出てくる肉汁が濁っていたので火を止めてから蓋をしてさらに5分余熱で調理します。

いい具合に火が通っていて旨いです。下手な焼くだけハンバーグを買ってくると猛烈に脂が出てくるのですが、成城石井のはそういうこともありませんでした。さすがに値段だけのことはある。表面が焦げ気味だったので、片面1分焼いた後、弱火で5分蒸し焼きしてから火を消して5分かな。スキレットに出てきた肉汁と油で玉ねぎとニンジンを炒めて添え物にしました。野菜を炒めるにはスキレットは小さいので 20㎝級の鉄のフライパンを使いました。このフライパンは年代物で内側半分から上の縁は汚れが焼き付いていて、こすってもこすっても地肌が出てきません。

で、タイトルにつながります。食事後は整備タイムです。栄に出たついでにロフトで見かけた亀の子束子を買ってきました。得付きブラシは毛に腰がないので汚れが落ちづらいのです。こいつを使って鍋の内側と外側を水だけでこすり洗いします。やはり水が少々黒くなります。汚れの落ちは良さそうです。

ただ、こうやって表面をきれいに洗ってやると、再び外側の鍋肌がべたついてきました。最初に塗った油の汚れが落ちて露出してきたのかもしれません。焼き切れていなかったのでしょうか。再び焼き処理をします。そういえば先日米を炊いたときに出てきた黒いふりかけは工場で焼き付けた油のようです。

この季節、なかなかな冷めない鋳鉄の鍋を焼く作業をすると、室温がかなり上昇するのが泣き所です。しかも、なかなか冷めないのでこれが持続するのです。同時に焼いた鉄のフライパンはすでに冷めていてもスキレットはまだハンドルも触れません。

夏の自炊はこれが辛いです。材料も油断すると腐るし(^_^;

追記

ガスレンジの上に置いてスキレットの蓋受けにしていた五徳アダプター(マキネッタを五徳に置くために使用するもの)の裏側が錆びていました。スキレットの蓋の水滴がアダプタに移って錆びたようです。こいつは油を引いていないのでなって当然なのかもしれませんけどね。鉄器類は気を付けなければいけません。