Google Photosと闘う

Pixel 3aのカメラで撮った夕焼けをGoogle Photosで見てみると、dngファイルとjpegファイルがあって、dngファイルはとても暗くて色合いも悪くjpegファイルは色はきれいでも嘘くさい暗部持ち上げがあります。dngファイルはダウンロードの際にjpegに変換されてしまうようです。

dngファイルと落としただけのjpeg

撮って出しのPixel 3aのjpeg

白く飛んだ部分にもかなりの階調が残っているようですが、dngはGoogleに取り上げられてしまったために度と手に入りません。(消していないのでスマフォには残っているはず)

ブラウザ上で調整を試みると有料オプションで容量の増加と選べるプリセットが増えるようです。ちょっと心が揺れましたがとりあえずは暗部を持ち上げて黒を強めて、彩度を上げてみます。アスペクト比も変更できたので3:2にしてみます。dngベースでやると空の明部が救えないのでjpegベースをやったのがこちら。

自力で補正したjpeg

あ、なんかいい感じです。まあ、私はコントラストを若干高めた写真が好きなわけです。

Pixel 3aからNASにファイルをコピーしてdngファイルをいじってみました。DxOのソフトはPixelをサポートしておらず知らないdngということで読み込みを拒否してくれるため、SILKYPIX RAW Converterでtiffに変換してDxO PhotoLabに読み込んでちょいちょいと修正してみました。

RAWファイルをTIFFに変換してDxO PhotoLabで修正

Pixel 3aのJpegエンジンを経由していないためホワイトバランスはストレートになってしまい空は青いです。グラデーションはとてもきれいです。右側の飛行機雲が見当たりません。ハイライトに潰されたようで、変換で情報が落ちてしまったようです。アスペクト比を3:2にしてそれらしく周辺減光を入れてみました。

Lightroom Classicは文句を言わずにdngを読み込んでくれました。

LightroomにDNGファイルを読んで修正

黒を黒くし過ぎました。