ウールのセーターを復活させる

20年以上愛用していたバーバリーのウールのセーターは虫食い穴が修復の限界を超えたので諦めました。

無印のヤクを混ぜたウールのセーターと普通のウールのセーターはどちらも毛羽立って毛玉ができてとてもみすぼらしい状態です。ヤクウールのセーターは1つ毛玉が酷すぎて去年廃棄しました。無印の衣料品は基本売り切りなので今は売っていないようです。

アマゾンでL.L.Beanのセーターを買ったのですが、これがとても暖かいです。暖房の効いた施設では汗ばみます。少々高いですがこれなら毛玉ともおさらばできるかなと思いましたが在宅勤務でずっと着ているという過酷な環境では毛羽立って毛玉ができ始めています。袖と背中の上の方が酷いです。

ほこりとり用のブラシ (逆目でかけるやつで毛のセーターには使えない) の他にに馬毛のブラシも持っているのでこれで手入れしてみます。毛の腰が強めでちょいと抵抗はありますがもつれつつある毛をおとなしくさせて、小さな毛玉はひっかけてむしり取れています。

これなら無印のセーターも復活できるかもしれないと思い、アマゾンで豚毛と馬毛の両面ブラシを購入します (検索全ヒットを目指した長いタイトルと怪しい日本語が不安を掻きたてますけどね)。馬毛面で表面を均して豚毛面で毛玉をひっかけます。毛羽と毛玉だらけの無印のセーターが何とか見られるレベルまで復活しました。まあ、元が薄いのでブラッシングに耐えられるのはあと数シーズンくらいでしょうか。薄い毛のセーターはジャケットの下にも着られるので、見られるレベルであれば重宝します。

ブラシに毛が大量にこびり付きますがブラシ掃除用に金属の熊手状のブラシが付いており、これを使うとごっそり取れます。

背中にできる毛の乱れ (放置すると毛玉に成長する) はゲーミングチェアのランバーサポートを固定するゴムベルトが原因でした。上に伸びているベルトがセーターに干渉して毛羽立たせているのです。やはり横から後に回せないとだめですわ。こののランバーサポートは上下方向にベルトが出ていてベルトも無駄に長いため、表側と裏側で2回交差させて長さを調整しています。