丸底鍋でコメを炊く

お手入れしていたら腹が減ったのでコメを1合炊いてみました。

お米をボールで研いで適当に水を切って鍋に移し水を入れます。硬めが好きなので180㏄ほど。吸水させずに炊飯を強行します。中火で沸騰するまで煮てからとろ火まで絞って12分。時間が来たら火を止めて10分です。蓋の表面をこすったら鍋本体と蓋との間に水膜ができていてよく動きます。うむ、ごつごつの鋳鉄製だけど無水調理できる。

時間が来たのでミトンを使って蓋を取ります。ふっくら炊けています。しゃもじで混ぜるとなんということでしょう。黒錆の層が剥げてふりかけご飯風の見た目になりました。慌てて鍋の中央部分だけを茶碗に移します。おこげはできていません。硬めに炊けており旨いです。1か月半前に賞味期限が切れた納豆でいただきます。開封せずに熟成してアミノ酸でジャリっとなった納豆が好きなのであえて貯蔵しています。このくらいが干からびずにおいしく食べられる限界かな。泡でぶくぶくになるまでかき混ぜたりもしません。邪道な食い方かもしれません。

炊飯器を使うよりも早く炊けるので良いですね。

鍋に張り付いたご飯をはがすとほとんどもれなく黒錆の層が剥げて付いてきます。これを何とかしないと悲しいです。まずお米が1/3くらい食えなくなること、それから再び鍋をシーズニングしなければならないことのダブルパンチです。初期のコーティング層が剥げただけかもしれないので何度かチャレンジしてみましょう。

あと、炊いた直後は鍋が小さな取っ手まで猛烈に熱くなっているので素手で持てないのも弱点ですかね。ミトン必須です。あと、お手入れ用に亀の子束子買って来よう。ドイツ製の柄付きブラシはコーティングフライパンに対応しているので腰が弱くてガシガシとこすり洗いできません。

追記

台所のスキレットを捜索してきました。6.25インチのスキレット、間違って2つ買った6.25インチの蓋、丸底鍋。実は今日2クォート(8インチ)のサービングポットと8インチのスキレットも届くのです。で、届きまーした。あら、サービングポットは1クォートを注文していたのか。ということで、 6.25インチの丸底鍋、スキレット、サービングポットとそれぞれ用の蓋(サイズ共通)がそろってしまいました。以前6.25インチのスキレットを目玉焼き用に買って放置していたところからスタートして動画を見た後一気にここまで増殖しました。ちゃんと手入れはしていたので放置スキレットも錆びていませんでした。6.25インチはグリルパンも買えばコンプリートかな(^_^;

あと、コーティングの禿げた丸底鍋をまな板用の硬いブラシでこすってご飯を洗い落としたところ、ご飯を炊いて取り出した直後は明らかに禿ちょろけていた表面(下の層も黒ですが)は、なじんでいて何事もなかったような状態です。あれは何のコーティング層なんだ。黒錆ではなく出荷用に焼き付けた大豆油の層ということでしょうか。アメリカではご飯を炊いたりしないので保護膜も剥げないのでしょうか。何はともあれ空焼きしてから油を薄く引きなおしました。ご飯を炊いてコーティングを剥いでを繰り返せば勝利かな。