メーラーを切り替える

ブラウザベースのGmailでは着信がわからないので、今までOutlookを立ち上げていました。Outlookは昔さらしていて今も延々spamがくるサーバのメールも見ているのですが、さっとメールのソースを確認できないうえにフィルタの設定がやりにくいのです。Surfaceでも同じことをしていて、そちらではOutlookのほかにThunderbirdも使用しています。Thunderbirdはメールのソースも読みやすくフィルタ設定もいろいろやりやすいのでこちらに軍配が上がりました。

メインマシンにもThunderbirdをインストールして、OneDrive経由でSurfaceの設定とメールボックスを丸ごと持ってきて、自動起動のフォルダのショートカットをOutlookからThunderbirdに変更します。気持ちだけ寄付もしておきました。

昔はこの自動起動設定のためのフォルダは丸見えだったのですが、今では存在を知っている人だけがアクセスできるようになっていて実に不便です。

C:\Users\[ユーザ名]\AppData\Roaming\Microsoft\Windows\Start Menu\Programs\Startup

ただ、ここは標準では空っぽになっていて、起動時に勝手に立ち上がるアプリはまた別のところに隠れています。設定→アプリ→スタートアップをみるといろいろ勝手に立ち上がる設定にされていて呆れます。インストールした記憶のないTeamsがこっそり自動起動しているのには驚きました。

同様にストアから持ってきたアプリのインストール先も隠蔽されるようになっているため、ショートカットを作りたい時に実に不便です。探し当てるのに苦労しました。ショートカットからもプログラムの場所が隠蔽されてるのな。

Program Filesの下にインストールして、アプリの横にiniファイルがあって設定を保存するという昔のスタイルが一番調整しやすかったのですが、セキュリティを強化するためなのか何なのかは知りませんが、調べることに成功した人だけが知ることのできる情報となっていることが多すぎます。知らなくても使えるようにしたつもりかもしれませんが、この手の隠ぺいは見えないところに膿がたまって破裂するので悪質です。決してメンテフリーになっているわけではないところが質が悪い。