EF58は青を購入してちょっと好きになったので茶色を予約購入しました。
カプラーの交換方法が取説にものすごく荒っぽく書いてあって、さてこれはどこにどう力を入れて外せばいいのだろうというところからのスタートとなりました。KATOの製品はツメで止まっているスタイルなので力の入れどころやかけ方を間違えると危険なのです。じっくり観察して、両サイドのはしごをガシッと押さえて先台車を引っ張り外します。力をかけ損なうと梯子が折れるかもしれなかったり、軸にはまっているスプリングが飛んでいくかもしれなかったりと結構神経を使います。
先台車からエンドビームとステップを外してカプラーを交換して戻します。ステップはどうやったら外れるのだろうと考えて、TACKLIFEのピンセットセットに入っていた先端が丸く平たいESD-13を差し込んでちょいっとこじったら外れました。いやー力の加減がわからないので慎重です。スプリングと闘いながらカプラーを交換するのも大変です。
カプラーを交換してからナンバープレートを取り付けます。プレートの両サイドがランナーにくっついているタイプなのでデザインナイフで慎重にすれすれを狙って切断します。EF5850を選択しました。木工ボンドで取り付けてみましたがどうかな。最初は46を選択したのですがボンドをつけなかったらサイドが脱落して行方不明になったのです。写真もサイドのプレートがなくなっています。
握り棒や避雷器やホイッスルは今までの経験を生かしてサクッと取り付けできました。
今回の作業ではヘッドマウント式のルーペとエンジニア製の鉄腕ピンセットを使ったので作業が楽でした。ルーペはライト付きですが、電池を入れると糞重たくなるので照明機能は抜きです。レンズは2倍のものを使いました。
眼鏡の上から装着できるのでとても楽です。今までは眼鏡をはずしてド近眼の目を思いっきり近づけて作業して、パーツを落としたり飛ばしたりすると慌てて眼鏡をかけ直して捜索したりと大変でしたが結構楽になりました。レンズに埃が付いていますが、下手にふき取ると傷が入るのでやっていません。
精密作業用のピンセットは先端の精度が低いと強く挟んだ時にパーツが飛んで行ったり、本体がしなったりして作業しづらいのです。結局精度と強度が欲しくてエンジニア製に行き着きました。結構な数のピンセットを無駄に買いましたが、やはり安物はそれなりでした。銭失いでした。TACKLIFEの奴は精度がいらない作業やテコで力を入れるときに愛用しています。8本くらいのセットでしたが使っているのはこれだけです。
オルファのアートナイフとアートナイフプロとリミテッド AKを持っています。写っている2本の刃は時々革砥で研いで油を塗っているので何年も前からずっと現役です。いやー、替え刃いらずです (コレクターなので替え刃も持ってますが)。小さいほうの刃は使いやすくてわたしの血も吸っています。軽い力でランナーからパーツを切り出せます。