鉛筆削り

肥後守で削った赤鉛筆の具合が良かったので職場のメモ用に持っていきました。そうしたら削る手段がないのです。肥後守は刃渡りがまずいので、職場で鉛筆を削るために輸送中という理由に正当性がないと現場の判断が下されるとお縄になります。

昔々に購入していた「DUX シャープナー(レザーケース付) 4322N」を掘り出しました。革のケースに入っていたはずが、ぱりぱりとしたビニールのようなケースがぴっちり覆っていて取り出しにくいです。革が古くなって乾燥しきっていたようです。ミンクオイルとDiamant で革の復活を試みます。少し柔らかくなって出し入れは楽にできるようになりました。クロム鞣しの革はメンテのし甲斐がないなぁ。まだ固いです。

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主役はシャープナーの方

ケースは真っ黒なので写真は黒潰れしています。その手前がシャープナーです。ドイツ製で無垢の真鍮でできています。子供のころどこかで見て、かっちょいいなー欲しいなぁと思っていて、大人になって買いました。子供のころから文房具好きです。ずしっと重たくてお気に入りだったのですが、使い道がなくて忘れ去られていました。つまみを捻って削る深さを3段階選べます。OpinelのナイフNo.10よりも高い2100円で買いましたが、今は2700円です。つまみのない安いバリエーションは1000円ちょっとでした。

奥のナイフは遠近法ではなくNo.8とNo.6です。No.10と違って刃を出すときは爪で引っ掛けて引き出すだけで可能です。No.10は爪がはがれるんじゃないかと思うほどの抵抗でしたが、分解してちょっと削ってやったので問題なく引き出せるようになりました。

下に敷いているのはBEPALの付録のカッティングボードです。