革砥を見直す

オピネルのナイフ(No.10のカーボンスチール)を非常用の包丁替わりに買ったのはよいのですが、包丁を研ぎまくっていたころの情熱が戻ってきて、革砥を使ってちょこちょこ擦っていました。しかし依然としてティッシュは切れません。しかし、こすった刃をワイプオールで磨いていた時、ワイプオールがサクッと切れたことに気が付きました。持ち直して切っ先で試してみるといつものように切れません。

刃をよーく見てみると最初から切っ先から1.5cmくらいまでは刃が付いていませんでした。目に見えて直角の断面なのでいくら擦っても刃は付きません。なるほど、先を使うと全くなまくらに見えるわけです。刃を触ってみてかなり鋭いはずなのになぜティッシュが切れないのだろうと思っていたらこういうからくりでした。切っ先が鋭いと危険なのでこれはしばらく放置して後で砥石で刃付けしましょう。メインの包丁はよーく切れるようになっています。ミニルーターで磨いているのでうっかり砥石で付けた深い擦り傷以外はピカピカです。アマゾンで観賞用とか言ってナイフを売っているのを見て共感できるようになりました。観賞用に安いやつをなんか買おうと思っています。

観賞用といえば100円玉1枚と10円玉2枚がピカピカになっています。綿棒を使って細部まで磨いてみるともう止まりません。

さらに、ミニルータのバフをねじ込む軸が長すぎて先端から飛び出すので、3mmくらい切断したくなっており、ターゲットを固定するためのバイスが欲しい病にもかかっています。ミニルータの切削用のバイトはあるのですが、ターゲットを固定せずに使えば大惨事になりそうです。試しに軸が長い対策でバフを両面テープで2段重ねにしてみた実験では、スイッチオンとほぼ同時に遠心力で上の段がテープの粘着を振り切って離脱していきました。2回やって2回ともほぼ一瞬です。1回目は頭にあたりました。高速回転の工具を侮ってはいけません。