Kindle Oasisを買う

油断するとあっという間に時間が経過してしまいます(^_^; PC版のA列車で行こうとCities:Skylinesをやっていました。Cities:Skylinesは渋滞で詰まっている交差点の問題を解消するための原因究明や効果確認のために、そこをじーっと見ていて数時間経過していたりします。

Kindleアメリカからキーボードが付いた第2か第3世代を直購入してからいろいろ買ってまいりました。液晶とベゼル(額縁)部分の段差がタッチパネルになってからも延々続いていていやになっていたのですが、Voyageからは段差が消えてタッチパネルでの操作が楽になりました。

Voyageは電源スイッチを背面に回したためか跳ね上げ式(上辺がヒンジ)の革のカバーしかなくて使いづらいものでした。このカバーは丈夫で非常に良いのですが、薄くて軽い本体を恐ろしいほど分厚く重くしてくれるという弱点があります。マグネットによる接続ですがしっかりくっつくので途中で外れるということはありません。

Oasisは初代と今回のnewを両方とも買いました。バッテリーが全くもちません。カバーを閉じてしばらく放置しておくと、カバーを開けたときにスパッと表示されず、起動を待たされます。つまり、スリープではなくサスペンドに移行してしまうのです。いかに無理してバッテリーを小さくしたかがうかがえます。初代はカバーにもバッテリーが付いていて、航空機の増槽タンク(ドロップタンク)のように、まず外部から消費していくというスタイルです。ベゼルと液晶の段差がなくカバー不可避でドロップできないため、こういう小技もほとんど役にたっていません。というわけで2代目のnewではカバー部の増槽は消えました。カバーと本体の接続は端子が付いていますが磁石による固定です。これもしっかりくっつくので何の問題もありません。ちなみに、カバーを外すと羽根のように軽く感じます。

問題は2代目のnewです。バッテリーのもちは悪く、サスペンドも健在。本体が横に幅広くなったうえに強度を高めるためか防水のおかげなのか、てこの原理が強烈に働いて読書ポジションで持つと重さが半端ありません。ここにさらに純正の革のカバーをつけると重さ激増です。カバーにはバッテリーはついていませんが、どこにそんな重さがあるんだと思えるほど重たく感じます。本体との接続は磁石ですが、先代とは打って変わって非常に弱くさくっと外れます。さらに、カバーが強烈に色移りするのでカバンのポケットがネイビーに染まりました。液晶も大きくなったのですが、小説を読む場合6インチはちょうど良いサイズだったのだと感心するくらい微妙に広すぎる感じです。小説を読むには広すぎ、漫画を読むには狭すぎるという実に微妙なサイズをピンポイントで突いてきた感じです。

漫画をシリーズでスタックさせる機能はとても便利ですが、たまに2つ同じスタックが並んでいて同じ内容だったり、スタックされないものがあったりします。大変便利なので小説にも適用してほしいです。どれがシリーズなのかの判定が難しいならユーザに任せてくれれば良いです。

何より、コレクションもシリーズスタックもPC版やFireのソフトに適用してほしいです。Fire HD 8は普通に漫画を読むのにちょうどよいサイズで、SurfaceProのPC版は見開きで読むのにちょうどよいサイズなのです。鬼平藤枝梅安やなぁばすぶれいくだうんの表紙がずらっと並んでいるのを見ていると、パタリロで同じ状態にしたくないと思っちゃうし(販売機会の喪失)。

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↑手持ちの藤枝梅安シリーズのほぼ全部

鉄道関係の雑誌は写真が多めですが、SurfaceProの液晶で見ると見開きの綴じ部分の劣化もなく実に綺麗です。おそらく紙媒体でだけ見ていると気付きません。雑誌をシリーズでスタックさせたいです。広大な平面に漫画と小説と雑誌をばらまいているような状態というのはきついです。だから雑誌は紙で買っていたりします。