リューターの活躍

パフに研磨剤をつけて、ちょっと錆びの浮いたステンレスのボウルを磨きました。表面から少し奥まで錆が食い込んでいるようでこれは錆びの周りが妙に鏡面に輝く怪しい状態になりました。

続いてステンレスの鏡面仕上げの笛吹きケトルを処理します。これは隣のフライパンから飛んできた脂が焼き付いた汚れが大量にこびりついており、これを落とすためにいろいろもがいたためにかなりの部分がつや消しになっているという状況です。

砲弾型バフと円形バフに研磨剤をつけて磨いてみます。うむ、悪くないけどつや消しになった表面の傷が深すぎて、仕上げ用の研磨剤だけだと補修が間に合いません。ピカールとウェスなどを組み合わせて、ピカピカとまではいかないもののかなりきれいな状況まで回復できました。研磨剤とバフを無尽蔵につぎ込めばおそらく鏡面仕上げ状態まで持って行けそうです。研磨剤もでかいやつを打っていますし、バフもそんなに高くありませんが何より時間がもったいないので妥協しました。

さらに、ステンレス製の古い包丁(研ぎの練習用に使っていますが、まだ一度も研いでいない貝印の包丁の方がよく切れます)の刀身の曇りも磨いてみます。うむ、これも時間と研磨剤を無限に注ぎ込めば鏡面にできそうです。やりませんけど。ピカピカにはしておきました。包丁がピカピカだと気分はよいです。

Tacklifeのミニルーターはちょい磨きにだけ使うにはちょっともったいない気もしますが、あれば色々楽しめそうです。AC100Vの動力源で冷却ファンも強力なので長時間作業にも向いていそうです。フレックスシャフトで本体を置いておいて手元で細かい作業をするということもできます。

この手のブツをアマゾンでいろいろ検索していて、今革砥が欲しくなってきています。包丁を使う前にチャッチャッと研ぐのによさそうだなぁとかね。消費は悪だ、ぜいたくは敵だ税が強化される前にまた何かか買います。