Transport FeverのカメラMOD

Transport FeverのカメラMODが面白いことになっています。標準の前面展望を拡張する形で、煙突後ろあたりからの前面展望、真上からの鳥瞰、煙突左側からの前面展望、煙突右側からの前面展望、機関車の背面展望という感じで切り替えられます。鳥瞰展望は使わないのですっ飛ばしますが、他の拡張展望がすべて望遠画角になっているので動画がすごい迫力になります。ちなみに撮影は煙突の左側のカメラを使っています。これは右側だと信号機が右にあるので視界をさえきるためと、すれ違う時は左側なので迫力ある眺めを楽しめるためです。

Steam Workshop :: Camera Views Add-On

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通常の前面展の望画角

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MODの煙突左横からの前面

同じタイミングなのですがこれだけ違います。通常は推定で28mmですが、これはいくつだろう。前方拡大の動画なので振動がもろに伝わってきてぶるぶる震えます。

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前方に見えている機関車からの通常の前面展望

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同じ機関車のMODの前面

前方に機関車の煙が見えるという状況から前方に機関車が見えるくらいに変わります。

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対向列車の視界のまま前進して駅の場内信号の手前

この駅(サウス・バンクーバー駅)は1番線と2番線の間に2本の通過線があり、維持費節約のためレールは引いていません。北米の植物はものすごい成長力なので、すでにホームの間は木が茂っています。

もともと単線だったので複線化する際にダブルスイッチポイントで下り本線から下り1番に切り替えるようにしています。最高速度40km/hの時代なのでホームのへの進入はこういうポイントでも大丈夫です。

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単線時代のサウス・バンクーバー駅

単線時代のサウス・バンクーバー駅のスクリーンショットです。右側に下り線を新設して通過線にクロスで進入し、クロス部分をダブルスイッチに変更して信号の位置を変更しているわけです。

 1850年に5両3編成で駅で交換する形の単線で開業し、3年で単年度黒字化を達成した後5編成まで拡大しつつ順次複線化を進めていきました。バンクーバーとサウス・バンクーバーの間は1854年の10月に複線化しています。

このマップはFraser VelleyというMODで、このマップしかプレイしていません。

Steam Workshop :: Fraser Valley

 MODのマップで開始した理由はこの動画を見たからです。

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望遠展望の効果

↓ 望遠の圧縮効果はすごいのでこういう光景を目撃することになります。

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2地点をつないで自動で線路をひいた場合の悲劇

今までは「傾斜ができてるなぁ。走るとガクンと揺れるからお金ができたら再工事だ」というノリだったのですが、前面展望でこの惨状を見せられるとなるべく早く再工事しようと考えてしまいます。

2点を結んでで自動で線路を敷設すると最適な傾斜と曲線で引っ張ってくれるのですが、間に道路があると直前で道路に合わせて急降下や急上昇をするためこんな感じになるわけです。TpF動画を見ると皆さん途中にある道路をいったん引っぺがしてから線路を敷設していますが、その理由がここにあるわけです。

再工事は踏切までの片方をかなりの距離まで引っぺがし、踏切から引っぺがした部分を指定して線路を引くだけです。逆に道路を引っぺがしてからへこんでいる部分の線路を引っぺがし、高さを揃えて線路をひいてしまうと土手をよじ登る踏切ができてしまうので傾斜の関係で自由に踏切を設置できなくなります。見た目も非常に悪いです。

ここの再工事は踏切からはるか向こうに見える橋の先まで線路を引っぺがし、踏切と川の向こう岸の間で自動敷設します。これで橋を含めて勾配が設定されるため傾斜はなだらかで気にならなくなります。

 このゲームのAIは極力鉄道会社の拡張を阻害する方向に働いているので、油断をすると敷設予定地に道路ができて建物が建ちます。なのでこんな感じで単線時代から踏切前後は線路を3本並べていたりします。