CDの劣化

コツコツとリッピングを継続してます。

The Royal Philharmonic Orchestra - The Greatest Classical Masterworks(以下TGCMと呼称)という30枚組のBOXのVol.1とVol.2をリッピングして、Vol.1の最外周の断面が軽くべとついていることに気が付きました。このBOXは1枚ずつかなり分厚い紙のスリーブに入っているのですが、これからなかなかCDが出てきません。DGの少し古いBOXもスリーブが分厚くて取り出しにくかったのですが、縦に潰すようにコキコキとがんばると上手く出てきましたが、TGCM Vol.1はどんなに頑張っても1cm程度顔を出す程度です。トントントンとテーブルの表面に当てながら引きずり出そうと思いましたが、カンナの刃と同じで引っ込んでいきます(^_^; 

仕方なくふちをつまんで引きずり出します。なるべく表面を触らないように頑張りますがたまに指紋が付きます。この状態でMusicBeeでリッピングするとエラーを検出します。エラーの回復を試みて何とかしてくれるのですが、指紋の量が多いと回復できずに黙り込んでしまういます。そこでキャンセルしてカメラのレンズクリーニングセットを取り出して、ほこりをふっとばしてレンズペーパーと液体クリーナーで拭き上げます。とても面倒です。頑固でなければほぼ無指紋で取り出せるのですが、たまに磨き直しが発生するという状態でした。またリッピングするような事態が発生しないことを祈りながら箱に戻しました。うち粉を振っておけば取り出しやすくなるだろうか(^_^;

TGCM Vol.2はべとつきはありませんでしたが、サーバにデータがありません。30枚全部トラック単位で手動タグ付けするので全然進みません。リッピング作業のゴールはまだ見えません。

ちなみにこのTGCM Vol.1のCDにレンズペンを使ってみたところ、磨き面についているパウダーが、指紋が浮かび上がる鑑識の粉みたいな状態になって全く指紋が落ちませんでした。他のCDだとこれで指紋も消せたのですが、何か材質に問題がある気がします。