さらに改造

今までサドルバッグに予備チューブとタイヤレバーとパッチキットと携帯工具とワイヤーロックを詰め込んではいたのですが、一度もパンク修理の練習をしたことが無く、おそらく実際にパンクした場合、途方に暮れる可能性が非常に高かったのです。

と言うわけで、練習してみることにしました。どうせやるなら失敗しても走れなくなることは避けるべきなのでホイールごと交換してしまいます。

ホイールだけだとチューブとタイヤがありません。後輪にはスプロケットがありません。スプロケットを取り付けるには専用の工具が必要です。これさえあれば、現役には手を加えずに新たに前後輪が一式手に入るのです。これを組み立てればチューブ交換以上の経験値も稼げます。

Amazonでポチりました。

7/31の日曜日に届いたので組み立てます。700のホイールってでっかいです。でもゴム部分が全くないので重くはありません。まずは前輪からいきます。タイヤとチューブを引っ張り出してきます。タイヤをリムに引っかけていきます。ロゴはバルブ穴の位置に合わせます。堅いので最後はタイヤレバーで落とします。レバーの先端はこれがしやすいようになっているのね。

このタイヤの内側にチューブを入れていきます。バルブ穴にバルブを通し左右にささっと展開します。携帯ポンプでちょっと空気を入れて旨いこと押し込みました。一端空気を抜いて、挟まないようにタイヤの手前側をリムに入れていきます。慎重かつ素早く作業を進めます。中でチューブが余り気味です。これを挟んだら多分アウトです。最後の部分をタイヤレバーで落とします。念入りに揉みもみしてから少し空気を入れます。さらに揉みもみしてチューブとタイヤをなじませます。上手く行っているようなのでマジで空気を入れていきます。チューブがタイヤの中でメリメリと音を立てるので少々怖いです。

ここで問題が発生しました。コンフィーのロゴの横に適正空気圧が書いてないのです。Webで調べると、ほとんどのタイヤには適正空気圧がロゴの横に書いてあるそうなのですが、こいつには全くありません。メーカーのページは猛烈に重たくお目当ての場所を探すのが辛いです。何がこんなに重たいのかわかりません。どうやら推奨内圧は735kPsとわかりました。今まではシャッセはPSI表示だったので混乱します。要は7.35気圧です。シャッセのタイヤよりも高めです。少し低めに6.5気圧ほど入れてみます。これでもシャッセのタイヤの最大値とほぼ同じです。後輪も同様に処理します。

後輪はスプロケットを取り付ける必要があります。シャッセは黒でしたが、今度のは金と銀の間のような色です。工具で取り付けようとしましたが、何か空回りしてはまりません。とりあえずラチェットと反対の方向に回していくとギーという抵抗がありました。ここから力をかけてねじ込みます。大容量のトルクレンチが無いので勘だよりです。旨く取り付けできました。脱落防止の透明のプラの円盤は無くても良いでしょう。

前輪を交換します。上手く行きました。32Cから28Cにしたのとメーカーも変えたのとで非常に細くなったような気がします。ブレーキシューがタイヤのゴムに当たるようになったので調整します。

後輪を交換します。ディレーラーが邪魔で狭い玄関では辛いですが上手く外れました。取り付けはさらに苦戦します。車体を持ち上げてディレーラーを押さえるとホイールを持っている手が足りないのです。何とか上手く行きました。ブレーキを調整してホイールの交換は終了。

工具は揃えてあるので後で古い後輪のスプロケットを外して洗浄してやりましょう。