ミニ六穴のシステム手帳も修理する

こいつはイタリアンレザーの手帳カバーで、渋谷の東急ハンズで数千円の値段で投げ売られていたものを救助したものです。ファイロのウィンチェスターがシボシボの固い革である理由がよくわかる茶色の傷付き易い革ですが、サイズが良いので愛用していました。

なので表面はかなり傷付き角っこのコバがほつれている状態です。トコノールで角っこを補修し、革の表面はみつろうクリームで磨きます。木工用と書いてありますがこれを塗ると革が実にいい具合につやつやになるのでお気に入りです。擦り傷は消えませんがつやつやでコバの角っこもうまくまとまったので見違えるようです。角っこは黒と茶色の染料と黒のトコノールを手に入れてから彫刻刀と(革細工用のナイフは持っていないので)やすりで整えてやることにしましょう。ちょっといい彫刻刀は使わなくて持っていたりします。