OneDriveの反乱

以前の主力PCを旧PCとして新PCを主力PCとしました。で、旧PCのSteamのセーブデータを掘り起こすためにNASのバックアップからSteamのuserdataフォルダを指定してデスクトップに展開します。おそらくセーブデータの改変を防ぐためなのかSteamはゲーム名を数字の羅列に置き換えて一目ではわからないようになっているので、欲しいのはTransport  Feverのデータなのですがあるったけ全部を指定します。

順調にリストアは進んでいましたが、しばらくするとリストアの進捗が止まりました。気が付くとChromeからWebにアクセスできなくなっています。タスクマネージャーのパフォーマンスからイーサネットの状況を見てみるとほぼ100Mbpsの量のデータが送信されています。何事かと思ったら、安易にリストア先に指定したデスクトップがOneDriveのフォルダになっており、そことOneDriveサーバとの同期のために全帯域を使ってしまい、NASとの通信も止まってしまったということのようです。

OneDriveの設定で自動で調整するように変更しましたが結局リストアが失敗してしまいました。OneDriveの同期を一時停止させるとChromeと外部とのアクセスが復活します。やはりこいつが悪さをしていた模様です。もう一度リストアを別のドライブのどこかに指定してやり直しましょう。バックアップに使用しているNASのDrobo-FSはアクセスが遅いので再びフォルダリストを表示するまでにかなり時間がかかるのが泣き所です。

しかし、フレッツ光のマンションタイプも日曜の午前中だとすごい帯域でるなぁ。ギガビットイーサのハブを使っているのに100Mbpsで麻痺するなんてのは何か悪いことでも起きている予感もします。PCとハブの間のケーブルが古いとか。

約1時間かけてフォルダリスト表示までたどり着きました。別ドライブにリストアすると、イーサネットのパフォーマンス表示は400Gbps近くまで跳ね上がります。つまり、OneDriveが暴れない限り正常に動いているようです。デスクトップに適当にファイルを置くようなことは慎む必要があります。

結局リストアは正常に終了しました。ファイルを探してコピーしてフォントを入れ替えてTransport Feverの復活は完了しました。