知多半島を走る

GWも残りわずかです。天気が良かったので自転車で知多半島の先っちょに出かけました。半田の赤レンガ建物に到着すると大道芸人が楽しいパフォーマンスをやっていました。話が面白く技も確かです。ただし、ヨーヨーパフォーマーなので少々地味ではあるんですけどね。話術も巧みで楽しませてもらったのでおひねりは大目に行っときました。

久々の遠出なので疲れてしまいました。やはりなんといっても心肺機能が低下していて呼吸が苦しく太ももの筋肉も悲鳴を上げています。しかし、大道芸で気分転換できたのでもうちょっと頑張れる気になってしまい、師崎へ進路を取ってしまいます。

風は強くしかも真っ向からの逆風です。何度も心が折れそうになりました。なんといっても河和の手前から始まった大渋滞です。私は自転車でも横をすり抜けない主義なのですがさすがにこれは辛いので徐行しながら左側をどんどんすり抜けます。河和を抜けたところにある化学工場がなんか臭い煙を上げていました。

渋滞は続きます。これはまさかと思ったのですがそのまさかです。魚太郎という魚料理を食わせる大規模店に入る車で道がふさがっていたのです。なんかまったく車が進まなかったので変だなぁとは思ったのですが、師崎方向からくる車と交互に駐車場が空くと1台ずつ入れていくのでひどいことになっているのでした。2年前のGWも渋滞していましたが今年は酷過ぎます。行政の手が入るかもしれません。魚太郎を通過すると車がほとんど来なくなりました。

とはいっても海岸は潮干狩り場に出入りする車もあるので専用道路という訳にはいきません。何やら知多半島はアサリとハマグリが不漁だそうで、大アサリやハマグリはレアリティが高いそうです。GWに向けて養殖していた稚貝を放流したのでしょうが、変える家族連れは大量にアサリを捕獲していました。

このあたりは江戸時代から海鼠腸やカキやハマグリの産地として有名でしたが、いまどきはカキは聞きませんね。

さて、悲鳴を上げる足をなだめながらとにかく師崎の先っちょに到着です。ここから戻りは追い風になるので、たっぷり貸しを返してもらえます。しばらく休んでから野間崎灯台を経由して常滑を北上します。南風に乗って30km/h巡航したりもできたのですが、時間はすでに3時を回っており風が東側に回ってきています。完全に順風ではないので辛いです。

常滑から武豊に抜ける道は若干上り坂の上に南東風がもろ逆風となるためめちゃくちゃ辛いです。頑張って武豊-半田の広い道路に出て、斜め後ろから追い風を受けて巡航します。風が見方をしてくれる間は25km/hから30km/hで巡航できるんですけどねぇ。

で、衣浦大橋を超えてさらに30分走ってようやく帰宅しました。あまり日に焼けたようには見えなかったのですが、帰宅して熱いシャワーを浴びたら顔と手が一気に赤くなりました。やっぱ焼けるよなぁ。焼けたように見えなかったのは気温が低めで汗の気化熱で体表部の温度が下がって血行が悪くなっていたからのようです。という訳で腹を冷やしてグルグル言ってます。

大府まで回るフルコースだと100kmくらい走るのですが、今回はいろいろ省略したので80km弱くらいかな。チェーンが音を出していたのできちんと掃除と注油をしなければ。追記:がーみんを同期して確認したら94km走っていました。やるなー 俺。