World of Warcraftを見る

WarcraftというのはDOSの時代からあるReal Time Strategyゲームでして、オークと人間の両側でプレイできました。わたしが持っていたのは初代のDOS版なので、今はどうなっているのかわかりませんが、これの3作目(最新作)の世界がMMOになったのがWoWというわけです。
国内での入手はかなり困難らしいのですが、スクリーンショットは国内でも、いろいろ出まわっています。動画は切り張りでいいところだけを繋いで作られているうえに、ネット配信のためにビットレートが低くて操作感覚は伝わって来ません。で、絵柄は非常に細かくてポリゴンぽさがなく、静止画で見るとかえってのっぺりとして見えるため、いまいち感動しません。
ところがこれで実際に操作しているところをみると、非常に奇麗なまましかも、軽々と動きます。EQに慣れていると、ラクリンモデリングをもうちょっとソフトにした感じなので、ゲロゲロに重たいのではないかと期待してしまいます(笑) ですが、期待を裏切って実に軽い動きです。ポリゴンを減らしてテクスチャをうまく使っているのかもしれませんが、このあたりはよくわかりません。
実演してみせてくれたのが、EQでHUM,NECを選んで苦労して死にまくっていたプレイヤーと、EQでHUM,ROGを選んだり、DEF/WIZを選んで苦労していたマニアックなプレイヤーだったので、アンデッドのウォーロックとアンデッドのローグでした。オーク、トロル、アンデッド、トーレン(バッファローマン)の同盟軍と、ヒューマン、ナイトエルフ(耳とまゆ毛がドーンと突き出していて、目はEQのスケルトンのように光っています。目の光で昆虫を引きつけて、まゆ毛で捕らえるのではないかと思われます)、ドワーフ、ノームの連合軍の種族対立の世界です。EQのようにGood vs Evil & クソのけ者のトカゲで、種族と宗教の組み合わせでFactionの初期値が変動し、そのFactionの調整で一部の対立の壁を取り払える、というような複雑な構図にはなっていません。
ローグはステルスが便利ですが、レベル差が開くと見破られるそうです。15秒だけ使える加速装置も持っていましたね。ウォーロックはペット献血(ヒールではなく自分のHPを転送する)が可能だったりして、意外とネクロっぽいところもありました(笑)
マニアックなプレイヤーの2名なので舞台はPvPサーバです。普通のサーバでは自陣営では安全、中立地帯では仕掛ける事が可能という関係ですが、PvPサーバでは自陣営でも仕掛ける事ができ、中立地帯では問答無用! 死にたい奴からかかってこい! の世界です。まー、見境無しに殺しまくられることはないようで、高レベル帯のエリアに迷いこんだ場合は、追い抜きざまに1発後頭部をぶん殴られる程度で勘弁してもらえる事が多いようです(笑) 弱い敵を殺しまくっているとベビーキラーのペナルティを食らうとかなんとか。
欲しいといえばかなり欲しいのですが、仕事が忙しいのとEQがあるのとで今のところは積極的な参入活動は見送りです。秋葉に行った時に売ってないかチェックする程度かな。何しろ、この先行している2人は、飽きるとさっさと辞めちゃう人達なので、信じてついていくと裏切らられます(笑)
他にもEQ2をやっているメンバーも2名いたのですが、気が利かないプレイヤー達で、デモの準備がありませんでした。このため手に入ったらWoWに参入するという世論が仲間うちで形成されてしまいました。しかもEQ2のメンバーは明日(日曜日)も会社があるとか言って早々に帰宅したのに、丑三つ時を越える時間帯までEQ2をやっていたようです。付き合い悪いですね(笑)