フォトライフと格闘する

計算してみるとフォトライフのコストパフォーマンスが結構良いので過去10年以上の撮影画像を全部あげて整理することにしました。ところがこれがえらい大変でした。
フォトライフでは複数ファイルをまとめて指定してアップロードすることはできるのですが、一度の指定数が一定量を超えるとファイルの指定が無視されるようです。限界値がわからないので細切れにアップロードしていきます。
フォトライフは、まずデータの転送、続いてデータのコンバートという2段階で動き、これが2スレッド並行で進む仕組みのようです。これは効率がいいかもと思いましたが、データのコンバートが終わらずに停止してしまうことが多々発生します。実際にはファイルのコンバートまで終わっているようですが、コンバート完了の通知をとりこぼしてデッドロックしているようです。そしてこれが2スレッド分で発生するとそこでおしまいです。目を離すとひっそり死んでいる状態です。タイムアウトを設定してくれればこのデッドロックは回避できるのに。
また、自宅のメイン回線はADSLの1.5Mbpsなので猛烈に遅いのです。外付けHDDにデータを逃がし、ノートPCからWiMAXの高速回線でアップロードを試みました。これは非常に早くて楽でした。
そんなこんなで写真を整理しようとしましたが、今度はフォトライフのサーバが重たいのです。時と場所で分類しタイトルとタグを打とうとしますが遅々として進みません。そのうちサーバがメンテ中ですという嘘の画面に飛びましたw もちろんメンテしていません。一瞬騙されましたが、ダイアリーから画像が参照できているので見破りました。というわけで、暫くは写真にタイトルやタグを打つ作業が続きそうです。
フォトライフは画面のキャッシュの処理がバグっているようでして、フォルダを作っても反映されない、削除しても消えていない。写真をフォルダに移動させても残っていることがある、写真を回転させても思い出したように寝ていることがあるなど、これまた毎回のリロードを強いてくれ、サーバの負荷が無駄に増えます。回転していないように見える写真をさらに回転させると、実は回転済みなので実態+90度で一気に180度回った姿を見せてくれます。(ここの段落で誤解による間違った内容を削除しました。フォトライフでは数十枚まとめて編集するか個別に1枚ずつ編集することができます。個別の編集画面にジオタグ設定のでかい地図が表示されるのは正直うざいです。出ないようにするオプションはないかな)
過去データのうち、残っているものを全部サーバに上げ終わりました。フォトライフの機種別の番付の1枚目にえらい古い機種が突出してきた件の犯人はわたしです。画像についているオリジナルのファイル名は通し番号になっているため、かなりごっそりと失われたものがあるのは把握しております。ノートPCベースでバックアップしながら代々機種を変更するたびに受け継いできたデータ群ですが、どこで何を失ったのかは不明です。ノートPC歴代のバックアップを探すのは、MOとDVD-RAMの総ざらえになるので気が重いですw
COOLPIX 900, 950, 990, 5700とカメラの歴史は進んできます(QV-3000は黒歴史です)。900は灰色の世界です。発色がよくありません。途中でいきなり空が青くなり細部のがさつきがなくなって、950に代替わりします。1999年福岡のフォルダにこの境界線が存在します。900と950の初撮りは、どちらも室見川の河川敷でしたw 福岡は夕日がよく見えていい街だった。
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COOLPIX900 平和台のお堀の桜並木
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COOLPIX950 夕方の室見川の河川敷 ダイナミックレンジが広がった?
(950と990の境界を探していてアップに失敗した写真群を発見したのでいったんここまで)
さらに数百枚ほどアップロードしてやっと終わった感じです。制限値の91%に達したため警告が出ました。有料オプションで回避できますと言ってますが、わたしはすでに有料オプションなのですw たぶん有料オプションで1カ月に3GBを超そうになった人はいないんだろうなぁ。