ThinkPad X31の出荷HDDの初期化

イメージをバックアップ領域に保存したままの出荷HDDを再調整する事にしました。現在のところ、Cドライブ、拡張領域にD2Dのイメージバックアップ、隠し領域(17GB)にD2Dの死に損ないがいる状態です。
FDで立ち上げてD2Dのイメージを書き込ませることにします。この状態ではD2Dバックアップ領域はDドライブになっており、Cドライブは死に損ない領域でした(バックアップ領域が拡張パーティションになっているためです)。Dドライブのイメージをリストアさせます。FDに前回コピーしていたツールを使い、
"fwrestore file=d:イメージファイル名の拡張子抜き"
を行います。これはかなり時間がかかります。終わった時点で、D2Dの死に損ない領域の17GBは不要になったはずです。万一を考えてD2Dを呼び出してCドライブ(起動ドライブ)を工場出荷時に戻します(IBMのカスタマイズ部分が完全になるまで、リブート繰り返しながら非常に時間がかかります)。
これで、起動ドライブ領域、D2Dのバックアップ領域(5GB)、D2Dの死に損ない領域(1?GB)、完全版のD2D領域(おそらく死に損ない領域を削って作成)というドライブ構成になりました。出荷直後のドライブではドライバもOSも古過ぎるので、雑誌の付録のSP2をインストールして、IBMのドライバの自動アップデートプログラムをインストールして、残りのOSパッチを当てて、ドライバを更新します。
Partition Magicで死にぞこないを消して、D2Dのバックアップ領域を最後尾に移動させ、起動ドライブを最大限に拡張して、いつでもトラブル対応できる状況にしました。最後にこの状態で工場出荷状態に戻せるようになっていることを確認して、出荷HDDの初期化は完了しました。本体から取り外して、ラベルを張りつけてから保存します。