コーヒーミルの静電気

深煎りの豆を買ってからナイスカットミルの静電気に悩まされていました。シナモンローストの豆では冬場でもほとんど静電気を感じることはなかったので忘れていました。確か、買ったばかりのころに静電気が酷くて静電気除去テープを貼り付けたのですがそれを無効にする猛烈な静電気です。

今回はとにかく粉が飛び散って踊るのです。周りが粉に汚染されるのです。霧吹きで豆を湿らせる方法を試してみましたが、豆がホッパーに張り付くのであまりよろしくありません。

豆を受けるカップは金属製なのでそれが接するところにアルミテープをアマゾンで購入して貼り付けます。いつか使うだろうと仕事の廃棄物のリード線をもらっておいたので、それをカットして被覆を剥いて端っこをアルミテープの上にアルミテープで止めます。外に出ているモータ取り付けネジを緩めてリード線の反対側を巻き込むように締めます。

テスターによる導通確認は面倒なので省略して豆を挽いてみると、信じられないほど素直に粉がカップに落ちてきました。カップを一度流しに置いて静電気を逃がしてからドリッパーにセットして、ようやく落ち着いてコーヒーを淹れられるようになりました。もうじき深煎りの豆は終わるのでまたシナモンに戻るんですけどね。

なお、仕事環境整備でコーヒーメーカーをダイニングテーブルから追い出したので、現在はハンドドリップに戻っています。