トースターの再生

アラジンの石油ストーブの動画をみて、子供のころうちにもあったことを思い出していろいろ調べてみたところ、高いですがアマゾンで売っていました。まあ、石油ストーブは禁止されているので買えないんですけどね。

で、アラジンがトースターも売っていて、これも探してみると高いですが売っていました。すぐに温度が上がるらしいですが高いです。そういえばうちのオーブントースターはタイガーのやつで10年使っていますが何か焼き目が付きにくいのです。侠飯で霧吹きして焼くと旨いと見たので真似してみましたがあまり変わりませんでした。

アマゾンで購入履歴から調べてみるとそんなものはないという反応だったのでもうちょっと調べてみると、どうやらモデルチェンジしているご様子。うちのは5000円くらいの奥行きのあるモデルで石英ガラス管のヒーターが3本ついているやつですが、今のは上のヒーターが黒遠赤ヒーターになっているようです。1段上のモデルは正面のガラス窓が二重窓になっており、最上級モデルは温風をかき混ぜる機能も付いているようです。どうやらオーブン機能を重視する方向に進んでいるようです。

まだ使えるし買い替えるのも何なので、10年ぶりに掃除をすることにしました。パンくず受けに堆積したパンくずが滴った油で固まっています。網も焦げが付いていて正面のガラスもすりガラス状に汚れています。鉄のフライパン整備用に買ったプラスチックのヘラを使ってこそぎ落とします。元がパンくずですし直火で焼き付けたわけではないのでガシガシと削り落とせました。スチールウールで軽くふき取ると結構きれいになりました。

完ぺきではありませんが外見だけならピカピカになってちょっと感動です。正面の窓から中がはっきり見えるんだなぁw この状態で1分近く予熱した後、霧吹きした6枚切りの食パンを入れて焼き目調整値を最強のままで焼いてみるとカリッとサクッと焦げ色に焼けました。今までは最強でも焼き目が薄かったのですが掃除後は焼けすぎです。まあこれはこれでサクサクと旨いです。各所に厚く堆積したパンくずを削り落とすことで輻射熱が回るようになったという事でしょうか。ちなみにヒーターには手も触れていません。

このトースターは買って数年でヒーターが点かなくなったのです。もう壊れたのかと思ったのですが、このモデルはマイコン搭載を自慢していて (今のモデルでマイコン搭載と書いてあるのは最上位機種だけです) ソフトウェア制御しているのなら電源を根っこからOFF\ONすれば正気に戻るんじゃね? とやってみて復活したものです。今ではたまにエアコンや電気ケトルや電子レンジとの同時起動でブレーカーを落としているので調子が悪くなることもなくなりました (別の意味で寿命を縮めそうですが)。

これでまだまだ戦える。