Fire HD 10に寝床で鼻を殴られたのでHD 8を引っ張り出したら MicroSDが死んでいた話

寝床で眼鏡をはずして至近距離で画面を見ていたら、支えていた指が滑って鼻を殴られました。素早く回避したのですが間に合わず。

やはりでかすぎるのかなと思ってHD 8を引っ張り出してきたのですが、どうも調子が悪い。ダウンロード済みのコミックを開こうとするとアプリが落ちてランチャーに戻ったり、新しくダウンロードしようとすると散々待たせた挙句に100%失敗したり。寝床で使うタブレットを交代させるのはいったん諦めます。

こいつまで死んでしまったのかと思ったのですが、普通にアプリは動くし、SDカードに保存したデータに触れなくなっている感じです。カバーが本体をがっちりホールドしているのでマイナスドライバの太いやつでこじ開けて(まともに力で外そうとするとカバーか爪がやられます)カードを取り外します。サイズは64GBありました。PCでチェックするとアクセスに行ったまま帰ってきません。フォーマットしてみても失敗しましたと出ます。これは完全に死んだっぽいです。

約60GB分のデータがぶっ飛びましたが、オンラインストレージ(Amazonのサーバ)から落としなおすだけなので特に問題はありません。WiMAXの時代なら数週間がかりですが、フレッツ光なのでサクサク落ちてきます(とはいってもKindleのWiFi(Amazonの手が入ったもの)はあえて速度を落としてサーバ側の負担を軽減している気がします。Surfaceでライブラリにアクセスするとずっと早く落とせます)

使っていない16GBと2GBがあったので、16GBを引っ張り出して取り付けたら、うそのように動くようになりました。さんざんデジカメでメモリカードを使ってきましたが、歴代のコンパクトフラッシュ、Mini SD, Micro SDが物理的に死んだのはこれが初めてです。デジカメ黎明期の生き残りの16MBや192MBの(当時としては)大容量コンパクトフラッシュがまだ転がっていたりします。