X3Iファイルからフレームを取り出す

SDQはオートブラケティングで露出を変えながら複数駒を撮影して合成してダイナミックレンジを広げてくれるという機能を持っているのですが、なんと言っても1枚あたりの撮影速度が思いっ切り遅いので、昔D700の手持ちでやったような結果は出ず、猛烈な時間をかけて(SPPは7枚をその場で現像して合成して見せてくれるのですごい時間がかかります)SPP上で輪郭が多重になった写真を見せてくれてがっかりするという結果になっていました。

今回SPPを使いながらこの輪郭がめちゃくちゃになったX3Iファイルは何とかならないものかとよく見てみて「X3Iエディットウィンドウで開く」という項目を発見しました。これを選ぶとX3Iファイルを構成する7コマのサムネイルを独立して見せてくれました。通常はこの7コマ全部にチェックが入っていて、X3Iファイルを表示するとこの合成結果を見せてくれます。チェックを1つだけにして何かしようとするとぶーたれるのですが、1コマだけクリックして表示した状態では「選択フレームのX3Fコピー」というボタンが押せるようになっています。これを押せばX3Fファイルがゲットできるわけだろうと思って押してみますが何も起きません。ヘルプを見ても期待通りの動作しか書いてありません。

Googleで調べてみるとこれを押して、それをSPPのメインウィンドウでペーストするとファイルが現れるのだそうです。あれっ、それってクリップボードファイルのイメージを展開しているのだから、メインウィンドウじゃ無くてエクスプローラでCtrl+Vしても良いじゃねと思って実行してみると無事にファイルが現れました。その場にX3Fファイルを勝手に作ることを嫌ってこういう仕様にしたのかもしれませんが、だったらヘルプにもちゃんとそう書いてもらいたい物です。コピーがどこに作られるか、その情報が最初からあればみんな幸せになれるのにね。

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↑これから↓このコマを取り出した(上の写真は文字が多重露光になっているのがわかります)

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ここはせっかく行ったのに全部上の有様でがっかりした場所でした。自転車で行ったので数枚しか撮ってないという物あります(当時は盗難が怖くて自転車から離れられなかったのですが、安いクロスバイクならちゃんとロックすれば心配することは無いとわかったのはその後のことでした)