Where Eagles Dare

f:id:Seamoon:20120410211634j:image:left通常のボックスを横に2つ繋げたサイズです。SPIは4インチボックスという深い箱を用いましたが、最近はこの横に広い箱が標準のようです。マップをたたむ回数が1回少なくなるのでマップには優しい箱と言えましょう。その分住居に厳しいわけですが。
フルマップ5枚、カウンターシート11枚、10面体サイコロ4つ、6枚のフォーメーションシートで構成されています。シリーズルールブックと専用ルールブックが各1冊あります。
マップは第30軍団の出発点となるベルギー・オランダ国境付近のValkenswaardが縦に長く置かれて、その先にEindhovenが横向きで接続し、さらにその先にSonとVeghelが縦に長く横並びで接続して、最後にUdenが縦に長く接続されます。この先が遠すぎた橋ロバート・レッドフォードが504連隊を率いて川を渡ったナイメーヘンです。フルマップを縦に長く3枚分と横に1枚分が全長です。これで戦域の南半分です。なんというか、もう日本の家庭事情では、この5枚をつなぐことすら困難です。SPIのHighway to the Reichは縦に長く2枚と横に広く2枚が繋がって6畳間の縦方向にいっぱいになりましたから、こりゃ絶対無理です。
ベルギー・オランダ国境付近のMeuse-Escaut運河が最前線ですが、中央部が運河を渡って7ヘクスほどバルジっています。ここから最初の町のValkenswaardまで土手道が28ヘクスほど、林を縫いながら伸びています。Valkenswaardは町ヘクスが12個と周辺の村ヘクスから構成されています。しょっぱなから先行きが不安になる地形です。Valkenswaardを抜けてさらに18ヘクスほど進むとEindhovenの最初の町ヘクスに到達します。ここは非常に巨大な都市になっています。しかも、道の途中には要塞化されたAalstのヘクスと2つの町ヘクスで構成されたLaareindの町があります。守備隊がいると手こずりそうです。