平日は素晴らしい青空だったりするのに、週末はどよ～んとなります。今週客先直出の日の天気は素晴らしかったなぁ。あのまま鎌倉まで行こうと思ったり思わなかったりw
結果発表。新カラーモードは赤がすごい色になります。ISOを100に固定すると赤被りが気にならなくなります。
↑SIGMA DP1 Merrill, f/5, 1/100秒, ISO100, カラーモードFCB。ぱっと見だと赤被りは見られず、鳥居の赤が典型的な朱色という感じです
実はFCBではないスタンダードで現像すると
↑カラーモードをSTDへ、鳥居の色は深い朱になり、右側の樹の葉が実は赤い色であることがわかります。空は曇りだったので救えません。おもいっきて飛ばしました。
↑SIGMA DP1 Merrill, f/2.8, 1/500秒, ISO100, カラーモードFCB。赤転びは見られません。後ろの葉っぱも緑色していますが、赤い実のはずが黄緑色が混じっている感じになっています。記憶に頼ると完熟の真っ赤ではなかったものの、こんな色ではありません。
↑カラーモードをSTDへ、この色でした。完熟ではなく若干緑の実もありましたが緑色ではありません。まー、古いブルーの発色を楽しむカラーモードで植物を撮るのが悪いのでしょうが、RAWでなければどうしようもないほど赤が変わります。
↑SIGMA DP1 Merrill, f/8, 1/80秒, ISO100, カラーモードFCB。空を入れないようにぼうぼうの河原を撮りました。空がでかく入っていないので露出も低くなりません。空を反射している川の色が素敵に青っぽいです。葉っぱも赤に転んでいるようには見えません。
↑SIGMA DP1 Merrill, f/3.5, 1/800秒, ISO100, カラーモードFCB。風で暴れるススキの穂を止めました。空が大きく入っているため露出は暗くなっています。空を入れるときは絞りを1段開くほうが良いかもしれません。花の色や葉っぱの色から黄色が強くなっていることがわかります。右に露出を+1.0補正したものを追加しました。
↑オートにしたら空を救うために露出を-0.7されて真っ暗になったので、Fill Lightを+0.8加えて地上を明るくしてみました。HDRとは違った異様な雰囲気になります。空がこんな感じで曇天だったのはよくわかります。右にSPPのオート現像で暗くなった状態をTIFFに落とし、DxO Optics Proで暗部持ち上げとWBの微調整を行ったものを追加しました。
↑SIGMA DP1 Merrill, f/5, 1/160秒, ISO100, カラーモードFCB, 露出補正+0.7
強烈に黄色が強調されて葉っぱが黄緑色になっています。ビビッド過ぎて赤い花は飽和しているようです。空の面積に合わせて露出補正するのは必須のようです。
↑左はスタンダード、右はクラシックブルーです。液晶を見ただけでこれはやばいと思ったので撮影時にカラーモードをスタンダードにしました。
とりあえずISO100で撮れば赤被りはほとんど気になりません。N1V1を一緒に持って出て撮り比べればよかったのですが、軽い散歩だったので1つだけです。徐々に補正することなく見られるように撮れるノウハウが溜まって来ました。FCBは赤が正常に出ずビビッドよりも色がきついのでお遊び用です。空を撮るときは面白そうです。他の赤いブッタはほとんど妙な色に転んでいるのにもかかわらず、鳥居だけは朱色を維持しているのが面白いですね。
以前夜景の色は変にならないと書きましたが、夜景はミニ三脚で固定してISOを100にして長時間露光しているため、赤くならないだけでした。やはりISOを上げると赤くなるという判断で良さげです。以前の写真で赤くなると騒いだ同じ場所に行ってISO100で撮り直してみたいのですが、明日は曇から雨とのことです。
