ほぼ条件を揃えて同じ所を撮ってみました。
左SIGMA DP1 Merrillのカメラでシャープ-1.0, 中: SIGMA DP1S, 右: NIKON 1 V1
SIGMA DP1 Merrillはf/5.6, 1/1000秒, ISO200, 露出補正なし、シャープネス-1、 SIGMA DP1Sはf/5.6, 1/200秒, ISO100, 露出補正なし, シャープネス+0.6。シャープネスはMerrillはカメラ内でマイナスに全振りしており、DP1Sは何もいじっていない状態です。
NIKON 1 V1はPモード撮影なので、f/4, 1/1000秒, ISO100, 露出補正なしの撮って出しです。
DP1Sは黄色と赤が薄くなっていますが、青と緑は正常(NIKON1と同じような色)です。Merrillは露出が狂っています。1.3上げると下のようになります。
↑左: 上の写真の露出を+1.3補正, 右さらにカラー調整2C+2Y
続いて皇居のお堀端です。英国大使館前の公園から順光での撮影です。
↑SIGMA DP1 Merrill 彩度も標準, 右にホワイトバランスを晴れにしたものを追加しました。
↑SIGMA DP1S
↑NIKON 1 V1, 左は風景, 右はCNX2でスタンダードにして再現像
スタンダードに再現蔵したのですが、DP1Mだけ色がおかしいですね。ホワイトバランスオートなのですが駄目なのでしょうか。皇居のお堀はホワイトバランスを晴れにすることでかなり改善されましたが露出が狂っています。ホワイトバランスに問題があると判断できましたが、TIFF変換して他のソフトに食わせた場合、ホワイトバランスのオート調整ができないのでお手上げです。
NIKON1の撮って出しとDP1Sの無補正のストレート現像は同じような色になるのですがDP1Mは全く違う世界に行ってしまっています。
↑SPPで露出+1.3, コントラスト+0.6, 彩度+0.5, カラー調整12Y, ホワイトバランス日陰
やはりホワイトバランスが決定的に狂っているような気がします。日陰にして黄色を+12なんてやったらえらいことになるはずなのですが。露出も1.3も上げないと駄目なのです。最初の1枚も露出を1.3上げると他と同様な明るさになります。