NIKON 1 V1の名誉一部回復

昨日上げた欠点の中で、背面液晶とEVFの切り替えが遅い。と書きましたが、色々と調べてみると面白いことがわかりました。現在Amazon Basicで購入した32GBのSDを入れています。一応クラス10のメディアです。これを入れていると、起動してから背面液晶が出るまでは普通と同じで、そこから最初にEVFに画像を表示するまでに数秒のタイムラグが発生することがわかりました。数秒も待たされると、ありゃ、ONするつもりでOFFしたかなと慌てることが多々あります。試しにトランセンドのクラス10の16GBのメディアを入れてみるとEVFの表示までのタイムラグはかなり改善されました。ここでD300Sに入れているSanDiskのExtreme III(30MB/s)を取り上げて入れてみると、スイッチオンから背面液晶が一瞬表示されたあと、EVFがすぐに表示されました。メディアの転送速度よりもメーカーに依存するってことになりますな。

これは、Amazon Basicで買ったメディアが安物買いの銭失いだったということを表します。トランセンドのメディアもなぜか1回目のEVFの表示がSanDiskよりも遅いという謎の症状が出ます。実はSanDiskのExtreme Pro(90MB/s)とトランセンドのメディアでD800Eの連射実験をして、書き込み速度は殆ど変わらないことを確認しています。やはり鉄板のメディアを使うのが一番という事なのでしょうか。

NIKON 1 V1にはExtreme Proの8GBをおごってやりました。EVFを覗きながら起動した時の画像の表示はチョッパヤになりました。RAWとJpegの同時記録で317枚撮れます。予備にもう1枚待機させることにします。32GBを入れていたときは1.2K枚と表示されていましたが、大容量メディアを使うと事故が発生した時に大損害を出すことになるので、手頃な容量に分散させます。D800Eは32GBのメディアで399枚撮れるので、もう1枚が予備です。さらに予備としてトランセンドの64GBを待機させましょう。同時に記録するJpegは64GBのトランセンドのCFに書き込みます。