ブックカバー

昔、無印良品にヌメ革の文庫本カバーがありました。分厚い革を裁断してがっちりと縫い合わせただけで裏地は当たっていません。革の厚みは十分でしっかりしており、同じ革の枝折りが本体から出ています。見かけた時に2つ購入して愛用していますが、いい感じに飴色になっています。現在この品質のブックカバーはメーカーを問わず全く入手不可能です。カーフのようなヘロヘロの革を申し訳のように使った恐ろしく高い物ばかり。
無印のヌメ革製品は、昔は質のいいものが安くて非常にありがたかったのですが、今では全体が安っぽくなって、もう手を出す気にはなれません。財布は既に三代目ですが四代目をどうするか、困ってます。