今日はD40で撮った夕日の写真の現像効果を試してみました。現像ソフトをとっかえひっかえして比較しまくり状態です。
↑D40+18-55mm F3.5-5.6G EDの18mm(27mm), f/3.5, 1/60秒, ISO1250
これを現像ソフトと条件を変えながら色合いの変化やノイズの変化を見ます。
歪み補正をかけると交互表示でアニメーションになってしまうため全てカットしています。
DP1Mでもやってみたいのですが対応している現像ソフトが純正SPPのみという寂しさではどうしようもありません。
画像を大量に貼るので続きはCMの後。
まずは定番のCapture NX2(CNX2)です。
↓ピクコンを適用せずにDライティングだけ適用したもの
↓色合いがおとなしすぎるのでピクコンを適用して風景にしたもの
↓上のピクコン風景にDライティングを追加したもの
持ち上げた暗部にノイズがのりまくりです。
↓ノイズリダクションを10とシャープネスを7に
↓ノイズリダクションを20とシャープネスを7に
ノイズリダクションを30に上げるとディテールが溶けてきているのがはっきりわかるので、これが限界です。
続いてDxO Optics Proを使います。カラーモードのスタイルを風景にします。その上で
↓Lightingを普通にしたもの
まだ暗いです。
↓Lightingを強くにしたもの
今度は明るすぎるのですが、不気味なほどノイズが消えています。ノイズリダクションは優秀です。
Photoshop Lightroom4を使います。ホワイトバランスを自動にして(変化なし)、自動階調処理をして、自然な彩度を適用しています。
↓自動階調で跳ね上がった露光量を-0.95した(結局元に戻した)もの
↓上で満足していたら他のソフトのノイズリダクションが優秀だったのであわてて輝度をスムーズに+50を加えたもの
最後はSILKYPIXです。これはいろいろいじれるのでバリエーション豊富ですw
↓初期値でストレートに現像したもの。
↓ホワイトバランスを自然にして記憶色2を適用したもの
↓さらに自動露出補正を加えたもの
↓一旦全部チャラにしてプリセットの夕焼けを適用したもの
↓さらに自動露出補正をかけてWBを日の出前・日没後にしたもの
結果から言うとこの長辺640ピクセルではノイズが殆どわかりませんw
画像をクリックしてフォトライフのオリジナルサイズを表示させた上でタブを切り替える必要があります。
色あいはSILKYPIXのWBの日の出前・日没後が劇薬なので、これを見ると他が色あせてしまいますw 個人的にはSILKYの夕焼けプリセットかな。Lightroomもいい感じです。CNX2はノイズ処理が泣き所です。意外なのは並べて比べると撮って出しでも十分いけるというところでしょうか。
CNX2を除けばノイズリダクションは優秀で甲乙つけがたいです。横1920のディスプレイで鑑賞する場合、CNX2のノイズリダクションは塗りつぶし感が強くて厳しいです。
撮って出しがけっこう使えるので、これをいじってみました。ピクコンを風景にして、コントラストを-2して、ノイズリダクションを7かけてみました。
ちょっと空が明るくなりすぎですが、これかSILKYの夕焼けでいいやと思ったのですが、明るすぎるならさらに調整だということで、上に加えてピクコンの明るさ-1を追加しました。
長辺640では殆ど変わったように見えませんがこれが一番かもしれないと思います。
青に転び過ぎて夕日の色はほとんど消えていますが、SILKYPIXでホワイトバランスを自然にして記憶色2に自動露出補正を適用したものの透明感が好きです。車の光沢部分の透明感がなんとも言えません。
