ライブビュー楽過ぎる

ライブビューがボタン1つで呼び出せるもので、非常に重宝しています。D3100も可能なのですが、これは画像素子の加熱を防ぐため30秒の時間制限がかかっており、なんじゃこりゃ使えないじゃん状態でした。D800Eはこのような制限がありません。ただし、半押しで省電から復帰させたあとでライブビューに入れた場合はすぐなのですが、省電状態からライブビューボタンを押すとちょいと時間がかかります。

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↑ D800E+24-120mm f/4.0Gの120mm, f/5.6, 1/250, ISO 640 露出補正 -0.3

構図などは考えていないためどまんなか日の丸構図ですw

中心部を切り出したものがこれです。D700の時代ならこれで等倍なのですが、この画像で長辺が1700ビクセル以上あります。

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今まではファインダー頼りだったので拡大するとピントがずれていたりしたのですが、今回はうまく行きました。

雨上がりの地面に跪く事なくコケを大写しできました。(地面が乾いていれば蹲踞(蹲踞:相撲のしゃがんだ姿勢)の姿勢よりはひざまずいたほうが揺れないので理想です)

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↑ D800E+28mm f/1.8G, f/1.8, 1/160秒, ISO 100, 露出補正 -0.3

28mm f/1.8Gがものすごく寄れるので、広角で広い範囲を撮ったり、目標におもいっきり接近してドアップで撮ったりといろいろな用途に使えます。もともとDP1SやN1V1の10mm単の画角が27-28mmなので慣れており、結構楽しく撮影できるのです。なれるまでは画角が広すぎると思いますが。DxO Optics Proは光学モジュールがまだなので光学補正やレンズブラーが使えないのが残念です。

一緒に持ち歩いた50mm f/1.8Gや85mm f/1.8Gは画角に慣れていないためなんか使いづらいです。

というわけで、非常に有効なライブビューですが思わぬ伏兵がいました。光学ファインダーだけを使っていれば撮ったらそのまま放置で省電に入るので問題ありませんが、ライブビューを使うと撮り終わったあとの画像確認後に再びライブビューに戻ってセンサーフル稼働、液晶フル稼働の状態を維持するのです。普通なら数時間歩きまわって200枚程度撮影してバッテリーは1目盛り減るくらいで済みますが、今回は50%以上消費してしまいました。D700までの機種と同じに考えちゃいかんようです。予備バッテリー2個買っておいてよかったとつくづく思いますw