花見

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今日は渋谷からスタートして、代々木公園、青山霊園、英国大使館前、千鳥ヶ淵、神保町と歩いて回りました。
代々木公園は人がいっぱいで、トイレ前に長蛇の列ができていたのが印象的でした。桜はまさに満開です。発電機を持ち込んでいるグループがいて、かなりうるさそうでした。
青山霊園の桜も満開です。よそのお墓の柵のなかで花見をしているグループもチラホラ見受けられました。表参道から赤坂に抜ける道と直角に交わる道が桜並木になっていて大変奇麗です。
英国大使館前は桜の花のキャノピーになっています。道路をはさんで向かい側は公園で、宴会などしている人が多くて興醒めですが、こちら側は歩道なので宴会はできません。歩くだけですが、おかげで桜を見るにはいい感じです。また、桜ではありませんが、山吹の花も満開でした。
千鳥ヶ淵はすごい事になっていました。緑道(ひょろ長い公園)は2本の道があり、その横には道路がありますが、この道路は車両通行禁止です。ここからは桜はあまりよく見えません。緑道の中の通路は左側通行で、緑道内はベンチを除くと宴会禁止です。で、向かって来る側の通路は人が満杯でのろのろ動いています。桜は桜は頭上を覆っています。また、お堀の桜が桜のキャノピーの透き間から非常に奇麗に見えるのです。既に4時を回っていて太陽が傾いていたせいで、お堀の向かい側の桜が日に照らされて実に美しいです(写真はここです。既に日陰になっていたので暗く写ってしまいましたが、肉眼ではもっと明るく奇麗です。腕を伸ばして適当に撮影したのが敗因です)。さくらは美しいのですが、とにかく人が多くてこちらに向かって来る側の通路は身動きすらとれません。
靖国神社に近づくに従ってドンドン人が増えて行きます。なんと、緑道の入り口は警察が封鎖していて、左側通行の徹底を行い、右側に侵入する人を全て阻止しています。しかも、歩道は九段坂下から来る人専用で、坂を下る人は1車線潰して作った通路を進まされます。警官が逆行するひとを厳しく監視していました。緑道入り口は数十メートルの列ができており、ほとんど進んでいないようでした。この緑道はライトアップ設備があり、夜桜見物も可能なようで、実際に缶ビールをたくさん入れた袋を持った人やツマミの皿を持った人達神保町側から歩いて行くのとすれちがいました。あの行列を見てうんざりするだろうなぁと思いつつテレパシーで警告を送っていました(笑)
このような感じで午後は花見をして回りました。週末に満開が重なり、開花から満開まで天候があまり荒れなかったのが(風は強かったのですが、満開までは花はあまり散りませんから)幸運でした。今日はちょっと強く風が吹くと桜吹雪が舞散る素晴らしいコンディションでした。
国立劇場前の枝垂れ桜も非常に奇麗でしたが、記念写真を撮る人が群がるため堪能はできませんでした。木も数本しかないし。
英国大使館前の桜は午前中に堀端側から見ると、日の加減が最高で奇麗だと思います。国会議事堂も午後は逆光になるので、正面から撮影するには午前中がお薦めです。