Adobe Photoshop elementsを買う

以前Acrobat readerの更新でAlbum2.0のお試し版を落として使ったことがあったのですが、このお試し版が全く使えませんでした。Photoshopを作っている会社がこんな酷いソフトを作るわけがないので、製品版で機能が上のelementsでも買ってみるかと妙な気を起こして買ってしまいました。
1998年の6月から、デジカメでとった写真の総数が2544枚ありました(あんまり撮ってませんね)。日付順にソートされて、サムネイル一覧で表示されています。写真自体のレベル補正やホワイトバランスのほせいなど、いろいろなことが簡単にでき、修正した写真はバージョン管理されます(ソフト上で管理されているので、画像は修正結果が独立して存在しますが、ソフトの上からは1つの写真に複数のバージョンがあるように表示されます)。最新のものが一番上です。で、写真にラベルを付けたり(複数のラベルを貼付することが可能)、コレクションとして分類したり(コレクションも複数に入れる)することができ、特定のラベルのものだけを呼び出したり、特定のコレクションだけを呼び出したり、ラベルのないもの、どのコレクションに含まれないものなどが一発で呼び出せます。補正も、簡易補正(補正結果はリアルタイムにプレビューでき、修正結果をちゃらにすることも可能です)でワンタッチ補正したり、クイック補正(スタンダード補正ソフトのさらにサブセット)、スタンダード補正(Photoshopのサブセットソフト)を呼び出して補正することができます。こりゃやっぱり予想した通りのいいソフトでした。もちろん、中からPhotoshopそのものを呼び出すことも可能です。バージョン3.0の時代からずっと正規ユーザーです。
ディスク中の画像を一覧で表示してくれるのはいいのですが、Acrobat形式のドキュメントの中から画像だけを引っ張り出してくれるのはちょっと迷惑だったりします。ダウンロード販売でゲームの資料やマニュアルを購入していると、それに入っている挿し絵を全部カタログに登録してくれて、カタログから削除しても自動で検索して新しい画像を発見しましたと行ってくれるというおせっかいぶり(笑)
また、カタログファイルや補正結果ファイルはelementsの支配下にありますが、発見したファイルはそのままの位置にあるので、この画像はどこから引っ張って来たんだか、わからなくなったりもします。
それにつけても、液晶で画像の処理をするのはだめですね。角度で色合いや明るさが変化するため、全く使い物になりません。久しぶりに、デスクトップPCにナナオのCRTディスプレイ(トリニトロンチューブ)を繋ごうかという気にさせてくれました(笑)