京ポンを買いました

市場に潤沢に流れるようになったようで、さっくり手に入りました。これが生まれて初めての自前の移動機通信です。なんつーか、ものすごく軽くて、店頭でこれダミーバッテリー? と聞いてしまいました。バッテリー込みの重量で作られた店頭用のモックなので、この重さだといわれても信じられませんでした。薄くて軽いですね。分厚くて重たい海外向けの携帯を作っていたので、感覚がゆがんでますけどね(笑)。
黒ロムにするためのデータの書き込みは、ケーブルを使わずに無線で行っているとの事でした。あの悪夢の装置の子孫たちがいまだに活躍しているとは(笑)。特殊なキーの押し方をして書き込みモードにしてから箱に入れて、あとはデータが送られて来て書き込まれるのを待つだけでしょ、と言ったら驚いていました(笑)
単体ブラウズは檄遅いです。使っているとバッテリー部分がほんのり暖かくなって来ます。十分に遅いパケット通信なので、電車の中で使っていても問題ありません。バッテリーは急速に消耗するようです。この減り方っはOperaがCPUを全開で回して馬鹿食いしているのか、PHSの常識を覆す高出力で通信しているか(これはあり得ない(笑))のどちらかだと思いますが、とにかくすごい減り方です。PCに接続してブラウズする場合、データ圧縮のトルネードが活躍してくれて、単体ブラウズよりもずっと快適です。
とにかくなんといっても、文字入力が辛いです。他に手段がないならこれに慣れるしかないわけですが、圧倒的に早く入力できるフルキーボードがあるわけで、どうしても我慢できません(^_^; Palmの一筆書きの方がずっと楽です。
あと、海外向けの携帯をある機能(操作は発生しない)を作っていて、端末をいじりながら、このアプリケーションの使い難さはどうだ、キーの役割がアプリごとに異なるなんて、うちの製品だけだろう。なんて思っていたのですが、京ポンも同じでした。右矢印でメニューを下って行くと、突然矢印キーが効かなくなって確定(中央のへそ)を押さないと進まなくなったり、左矢印でメニューをさかのぼって行くと、突然戻れなくなって特殊機能キーを押す羽目になったり、とにかくこの業界のキーの操作性はちゃらんぽらんですね(^_^;
Nikonのカメラのメニューは奇麗に統一されているので、ちょっとメニューが深くなっても全く辛くないのですが、携帯/PHSのちぐはぐな操作性では、メニューは2段が限界です。あー、再設計させてくれないかなぁ。携帯/PHSのMMIデザイナー(うちだけでいいから)は一度Nikonのカメラを操作してみろ。