Drobo-FSの容量を増やす

Drobo-FSに2TBドライブを5個いれてデータの保管場所にしてあるのですが、DPMシリーズとD800Eのお陰でデータが急激に増えてきたので容量アップを図りました。動作しているDroboのフロントの蓋を外して、いきなり一番上のドライブのラッチを外して引きずり出します。ランプが赤変しますが構わず3TBドライブを突っ込みます。全ドライブのランプが黄色と赤の点滅を開始しますがそのまま放置します。

この状態ででPCからドライブへのアクセスは可能です。翌日ほぼ24時間後に見ると、ドライブのランプは緑になっていました。この状態では容量は増えていません。さらに2番めのドライブを交換します。これで実容量は10.91TBになり、データに使用可能な領域は8.13TBになりました。ランプの点滅が止まるまでに他のドライブが死ぬとお手上げですがこれで容量アップ作業は完了です。空き容量が3.12TBに増えました。これ以降残りの3ドライブを3TBに交換するたびに、約1TBずつ増大します(要は最初の最大サイズのドライブは保護領域が増大するため空き容量の増大に貢献できないわけです)。

出てきたドライブをテラステーションに入れている1TBのドライブに交換してRAID10をやめれば容量が稼げるわけですが(現在1TB×4を入れて1.8TBのRAID10で運用中)どうしたものか。バックアップ先の二重化が止まらないように、Drobo-FSの点滅が終わってからの作業ですけどね。普通のNASはドライブを交換したり設定を弄ると再構成からやり直しになるのです。Droboが楽過ぎるわけですが。