綺麗に現像できないDxO Optics Proで頑張ってみます。
Capture NX2の現像結果はピクコンの風景を適用したためアンシャープマスクが非常に強くかかっています。これがディテールをクッキリ見えているように思わせてくれるのですが、月の輪郭線が太い白になります。
今回はDxO Optics Proを使ってストレート現像から順番にクッキリ感アップを試みました。
↑ストレート現像でクロップしただけ。
↑露出を1段落としたいつもの補正だけ。弱めのDxO Lightingが自動で補正するのでコントラストが強くなる。
↑露出を2段落としてみるがアンシャープマスク処理が強くないのでボケている。
↑アンシャープマスクを濃度100→300に変更して少しくっきり見える。これだけかけても月の縁は太くならない。
↑アンシャープマスクの半径を0.5→1.0に変更して月の縁が太くなるが、かなりクッキリ。
結局シャープネス処理のかかり方に違いがあるだけでした。DxO Optics Proはデフォルトの設定が濃度100、半径0.5、しきい値4でかなり強烈に濃度を上げても破綻しない設定でした。Capture NX2のピクコンの輪郭強調はかなり強いうえに0-9の10段階の設定なので、1つ動かすだけでかなりの影響が出ます(アンシャープマスクは別に追加できるので、追加する際はピクコンの輪郭調整を0にしてからになります)。
下から順番に画像をクリックして、オリジナルサイズで表示する、を選び、複数タブに展開してからタブをめくっていくと效果がわかります。ブログに貼り付けた横360ドットの画像では差はわかりません。最後の1枚だけ月の輪郭が太くなっています。