センサー付きのガーミンを買って砥鹿神社に行く

前回から今回までの間に、知多半島一周、栄まで買い物、三河一宮 砥鹿神社参拝と走っています。

暑すぎたり天気が悪かったりで思ったように遠出できていません。

StravaというサービスをスマフォのGPSで無料で使えることがわかったので、コースを記録して走っていましたが、センサーを付けるといろいろできるらしいので思わずいろいろ調べてしまい、ガーミンの520J+速度+ケイデンス+心拍のセンサー付きを買ってしまいました。後でほとんど自転車本体と同じお金を払っていることに気付いてしまいました。

センサーのフル装備は先週末の砥鹿神社(豊川市豊川稲荷の1つ北川の駅前にある)参拝からです。PC上のGarmin Connectで目的地をポイントすると適当にコースを選択してくれます。幹線道路を避けて線路沿いを狙っているようなコース選びであるようです。往復でも84kmのようなので、知多半島一周コースよりも楽そうです。そこから自宅をポイントして往復のコースを作ってガーミンに転送します。

ガーミンでコースナビさせながら走ります。スタート位置から折れ線でコースが表示されます。それに沿って走るわけですが、更新が一瞬遅いのと、意表を突いたコース設定になっているせいでよくオフコースします (お前は小田和正か)。一方通行を逆走したり(自転車は許されているのですがわたしはしません)、右折して横道に入ったり(自転車は二段階右折なので瞬時に対応できません)、オフコースすると画面の更新が止まるのでどうやってコースに戻るのかさっぱりわからなくなります。表示を切り替えて戻してやれば現在位置とコースの関係を教えてくれます。コースはあくまで折れ線で、現在位置は点に過ぎません。コースから離れているときは3段階くらいで縮尺を定期的に変更してくれるので、見えなくなったり距離感が狂ったりしてちょい辛いです。それでもがんばって走り続けます。だんだんと郊外に出てくと、住宅街の中ある抜け道のようなところを走ったり(とはいえ車のナビも知っている抜け道なので車は減りません)します。

旧東海道を通って宿場町(藤川宿)を抜けたりしていい感じです。途中1号線を走ります。ナビの折れ線に謎のクランクが出現して一瞬混乱しますが、おそらくここで右折して旧道に入れと言うことだろうと予測して、上手く対応して(進行方向と距離が直線だけで表されていて脇道の表示が無いのはとても辛いです。長時間ナビを見続けるわけにも行きませんし)本宿の旧街道を通過します。本宿を抜けたら東名高速の側道を走ります。多少の坂はありますが彼岸花が綺麗だったりして楽しく走れました。そしてとうとう山上り状態になりました。そして農家の庭先のような所(垣根の外側なので一応道です)を通過して、草地に突っ込む指示を無視して道なりに少しコースをそれます。側道に復帰するには結構苦労しそうな予感がしたので反転して草地に入りました。一応道の痕跡のような部分を超えて、砂利道を越えて、どうにか普通の道に復帰できました。クロスバイクで良かったとつくづく思いました。そのまま走るとコースは閉じられたゲートの中に消えて行きました。オフコースに気付いたときにはどうしようも無く、とりあえず小山を1つ迂回して無事にコースに復帰します。後はたまに車が通るであろう砂利道を栗のイガに気をつけながら進行します。これロードならリタイヤしたかもしれません。アップダウンも激しくハーハー言いながら上ります。砂利の下りは速度を上げると死ぬので、上りで払った苦労の収穫は望めません。一台も車が来なくて幸いでした(来るとしたら大きな四駆でしょうけど)。

ようやく舗装道路に出ますが狭い農道です。信号が無い交差点を徐行したりするので速度は出せません(優先権がこちらにあってもぶつかったらこちらが負けるので慎重です)。で、ようやく太い道に出ました。残距離もほとんどありません。30kmオーバーで突っ走ったりで、無事に砥鹿神社に到着します。実装甲時間は約2時間でした(実際は信号や一時停止のロスタイムがあるのでもっとかかります)。

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NIKON 1 V3 換算で37mm, 撮って出し,f/4, 1/500s, ISO-160

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NIKON 1 V3 換算で81mm, 撮って出し,f/5.6, 1/125s, ISO-720

お参りをして写真を撮ってから滞在時間30分で切り上げます。そのまま帰るにはもったいないくらい体力も残っていたので、南下して豊川稲荷を目指します。ナビはオフコース状態ですが、でかい道を通っていけば看板でもあるだろうと考えてそのままです。結局看板は見ませんでしたがナビに豊川駅らしい点が表示されていたので、そちらに向かいます。以前鉄道で来たことがあるのでだいたいの位置関係は把握しています。無事にお寺の入り口まで到達しました。時間が無いので残念ながらここは通過です。ひたすら北上してコースに復帰し、来た道を逆走します。砂利の山道は辛いですが足が売り切れることも無く何度かオフコースしながら無事に戻れました。

ケイデンス値が小さく、心拍が高めというかなりハードな運動量でしたが、ガーミンは24時間で回復すると教えてくれました。本当かよ。

行きたいところにだいたいの精度で案内してくれるのでかなり遠出が楽になりそうです。ケイデンス値を上げて心拍数を下げるようなギア選びで走り、体脂肪を燃やして心肺機能を向上させるという肉体的な目標もできました。これはかなり良い買い物をしたかもしれません。これでナビのコース上の交差点をT字とか+字で教えてくれればさらにありがたいのですが、そうすると容量が足りなくなるんでしょうね。

ちなみに、コースを作成した段階では84kmでしたが、豊川で寄り道したことと、オフコースが結構発生したことで95kmほどの記録となりました。獲得高度は693mで平均速度は19.3km/hでした。辛い砂利の坂道(余り長くも無く傾斜もきつくは無かったのですが)があったことを考えると速度的には満足です。