PC死亡寸前のため大出費

以前からファンが唸りだしたり、カラカラと音を立てたり、EQ2の中で突然重たくなったりと、徐々に不安な状態になっていたのですが、EQ2を起動して走り出したら落ちるようになりました。わたしの場合、Windowsの開発環境がインストールされているため、On time debuggerが起動したりして、実にうるさいです。

唸っていたファン(最近は静か)は強制排気用にPCIスロットに入れていたファンでした。静かになっていた理由は既にお亡くなりになっていたからです。回転軸が異常に重くなっていました。グリスが切れて焼きついたようです。ハードディスクの健康状態をチェックするともうじき壊れるくらいに異状が出ていました。こりゃいかんということでハードディスクを買い出しに行きます。お店で安いビデオカード(GeForce 7600GT)が欲しくなりました。AGPの古いマザーを使っているので、現状はPCI Expressのカードが使えません。いっそ買い替えるかと思った瞬間に意識を失い、気がついたらパーツを抱えて帰宅していました。ASUSのマザーにソケット形状が変わるために買い替えたCPU(P4の3.2GHz)に250GBのHDDにOEM版のWindows XPです。旧マシンは腐ったパーツを予備パーツと交換して再生するつもりなのです。

現在使用しているPCのパーツをばらして組み直しです。さくさくと作業は進みますが、メモリソケットの形状が変わっているではありませんか(^_^;)。このままではメモリなしです。泣きながら再度買い出しへ。新横浜のビックカメラで買い出しを済ませようとしたのですが、横浜アリーナでコンサートがあっているらしく、駅はごった返しています。めちゃくちゃ迷惑です。チケット譲ってくださいとか札下げてるし。頑張ってください(笑)

メモリは1GBが10K円だったので2本購入してからサウンドカードも安いやつを購入しました。ためしにドイツ設計の日本で製造という8cmのケースファンを買ってみました。2980円と安くはないのですが、ノイズ量と風量が無気味なほどずれているのです(異常に静かってことです)。帰宅して、メモリを組み込んでケースに入れます。なんと、カラカラと音を立てていたファンは電源ユニットのものでした。マザー上のパイロットランプのLEDがふらふらしています。電源ユニットが腐って、まわりのパーツに迷惑をかけまくっていたということでしょうか。以前に使用していた電源ユニットを持ってきて移植します。こいつの引退理由は静穏型電源に載せ換えたためです。パイロットランプも力強く点灯しています。正常起動しました。全く問題ありません。

さーっとインストールしていってはたと気づきました。LunascapeのブックマークとかShuriken Proのメールのバックアップを取っていません。本来の計画では、ドライブを買い替えて、Patition Magicで起動イメージごと移行させようとしていたのですから仕方ないのですけどね。やむを得ず、死に掛けていたドライブを外づけUSBケースにつないでデータの吸い出しを試みます。起動時のシークに何度か失敗している無気味な音がしますが、回りだせば問題ありません。しかし、横からのデータの吸い出しはうまくいきません。正しくアプリケーションからエクスポートするかバックアップ&リストアするしかありません。

2号機(P3 800MHz)をばらして旧パーツを組み込みます。2号機にはMatrox MilleniumのG400MXとSound Blaster Live!とSCSIカードとビデオキャプチャカード(チューナーなし)とUSB 2.0カードが付いていました。取りつけ過ぎ(笑)。旧旧パーツを追い出して、旧パーツを組み込みますが、ガーン、ケースが小さすぎてマザーの電源コネクタが使えません。初っぱなから挫折ですorz。CPUクーラーと電源ユニットもスレスレです。どうにもなりません。ケースの外側で組んでケースのスイッチと電源ユニットだけをつなぎます。起動時に異音がする危険なドライブは無事に起動しました。メールとブックマークのバックアップを取り、DVD-RAMにコピーします。それをメインマシンに持ってきて、無事にデータの移行は完了しました。あとはUSBケースに入れ直して、その他のデータを持って来れば良いです。

最後に、ケースにつけている爆音ファンを例の高級ファンに交換してみました。マザーボード上の温度は数度下がり、騒音はぐっと減りました。ケース内部でCPUクーラーとGPUクーラーが高い音を出している状態としては望外の結果です。CPUクーラーの交換用という大口径のファンもあったし、あれを使えばもうちょっと下がるかもしれません。