QSHAVEの髭剃りに手を出す

フェザーの670円の両刃カミソリのホルダーを使用していましたが、どんなに頑張っても皮膚を剃り落とすためアフターシェーブローションを塗布するとびりびりと痛いです。

なので安くてソフトな当たりのホルダーを探してみました。この世界異様に高いか、かなり安いかの両極端なようです。市場が狭いせいか中華の怪しい製品であふれかえるようなことはありません。シェービングブラシと同じメーカーのQSHAVEの一部の製品が刃の出方を調整できるようで、2999円と比較的安かったので手を出してみます。

刃の出方の設定は1から6をリニアに変更できます。クリックはないので刃の当たりの調整は自由です。付属の刃は無地でちょっと安っぽく、軸はつるつるで滑り止めがないため持つときに注意が必要な感じですが、アルミ製でずっしり来ます。

で実際に風呂で使用してみると、泡まみれの手で持つと非常に滑りますが、石鹸をしっかり流して持てば滑るようなことはありませんでした。2段目で剃ってみます。刃が少しだけ出ているため強く当てても皮膚は大丈夫です。強く当てても皮膚を剃らないためあごの先端部分の深剃りも怖くありません。これはよい。

何より鼻の下があまり痛くなく剃れるのが良いです。この部分は少しでも刃が長く出ていると確実に皮膚を剃り落としてくれるので助かります。ただし、刃の出方が少しなので、当てる角度が悪いと全く剃れません。このあたりの角度を覚えたいのですがいまだに探り剃りです。

刃を抑える部分はフェザーのような開閉機構ではないのでちょっと物足りません。スプリングで左右のギボシを抑える構造を親指で上に押し上げる仕組みなので押さえを外すときに刃が落ちないように注意する必要がありますが、うまく抑えを外してシャワーの水流でざっと刃を流せば整備完了です。組み直して振って水分を落としてから手ぬぐいの上に置くだけです。刃も錆びる気配はありません。