キッチンタイマーを整備する

部屋を片付けていて9年前に買ってしばらく前から見失っていたキッチンタイマーを発掘しました。「SATO 大型表示 デカタイマー」というやつです。すでに終売しており後継品があるようです。

裏に張り付いていた板状のマグネットが2枚とも外れており、見つけて保管していた用途不明のマグネット1枚がぴたりとマッチしたので接着しなおし、残りはKindleの開閉スイッチ用に買って大量に余っていた板状マグネットをつけます。しかしこっちの方が面積が狭くて薄いですが強力です。両方とも新しいものに交換しましょう。

表面の汚れを落として電池を入れ替えたところうまく動きましたがボタンの利きが悪くてブザーの音も死にかけのような音がします。ネジ4本を外して裏蓋をあけると表面に指紋がくっきり浮かび上がって酸化した圧電ブザーが見えました。素手で組んでたのね。特に固定されておらずブザーに付いたリード線の反発力で裏蓋のくぼみに収まっているようです。

基盤を固定しているネジ2本を外して基板表面のスイッチ部分に接点復活剤を噴いてキムワイプで磨きます。圧電ブザーの表面も同様に磨いて再び組みます。例によってネジが1本どこかに行きました。小さい部品は追うのが辛いです。

スイッチは復活しました。ブザーは時々音が乱れますが何とかなります。よっしゃ現役復帰してもらって風呂を沸かすときと洗濯機を回すときのタイマーになってもらいましょう。両方ともリビングからは沸いたり止まったことがわからないのです。