ニコンのミラーレス

ニコンのミラーレスが登場しています。外見は、Nikon 1 V2の頭(ペンタ部)とグリップにV3のボディーを合体させたデザインです。初めて外見の画像を見たときはでっかいV3みたいだと思いました。V2の頭はボディーに比較して大きかったので印象は全然変わりますけどね(ボディーが小さすぎたといえる)。

このミラーレスは普及型のZ6と高画素型のZ7の2タイプに分かれています。画素数以外は同じようです。マウントはZというフルサイズの最新設計です。

じっと観察していましたが、今回の購入は見送りです。それよりは市場に出回ってきたD850の値段がもう1段下がったら買いたいです。

ファインダーの接眼部が角型でメディアスロットが1つだけなので、おそらく丸型接眼部の上級機があとから追加されるでしょう。Z6とZ7が角型なので今までの法則が適用できれば追加されます。ネーミングの法則からすると一ケタ番号なので最上級機なのかもしれませんが6と7を一気に消費するところからはやる気が見えません。いつものように何も考えずに番号を割り振っただけのようにも見えます。そして後で苦労すると。

レンズはまだほとんどないですが、マウントコンバータも同時発売となっています。これも1マウントの展開を思い出させていやーんな感じです。1マウントの焦点距離2.7倍に比べれば、表記通りの焦点距離なので違和感はなさそうです。

バッテリーのもちが悪そうです。とはいってもアマチュアがカジュアルに使う分には問題なさそうですけどね。予備も持ち歩くし。

まだ触ったことがないので不明なのですが、メニューがNikon 1の血を引いていたら最悪です。ぜひ従来のメニューのままでお願いします(もう出てるんだからお願いしても意味ないですけどね)。

個人的な究極の望みとしては、Fマウントのフルサイズフォビオン機が欲しいです。絶対売れないでしょうけどね。Quattroが猛烈に発熱していた原因が画像処理エンジンだとすると、バッテリーのもちと発熱は改善されそう。暗部の色破たんと色ノイズの嵐はセンサー由来のような気がするので、改善されないか塗り絵化しそう。うーん、趣味の実験機ですわ。