ビアレッティ(のマキネッタ)で2年前の粉を飲む

f:id:Seamoon:20170903162944j:image:h360:right以前はビアレッティを使ってコーヒーを飲んでいたのですが、ハンドドリップに移行してしまい使わなくなってしまいました。(更に夏場は水出しに逃げてます。)その粉が発掘されたのです。まったく未開封で窒素ガス充填状態の缶詰のイリーの粉です。これならもしやと思ってビアレッティを再整備して淹れてみます。3つに分割できる構造ですが、実は上の段のシリコンゴムパッキンを外してさらにもう1つのパーツも分解して掃除します。ここを放置するとえらく不味くなるんですよ。

飲んでみました。うーん、不味い。さすがに古くなった豆の味がします。豆のままならよかったのですが、微細に挽いた後では窒素ガス充填の缶詰でもダメなようです。

ナイスカットミルの定期掃除をしてから、メモリ1で挽いてみます。3杯サイズのビアレッティで大体18gくらいです。ペーパードリップ用の豆で行けるかなー。アイスコーヒーにしたときはまずくて驚きましたが今度はどうか。古い粉の後という相対評価が加わりますが結構いけます。挽きが荒いので少し薄い気もしますが、根本的に豆が違うのでこんなものではないかと思います。3杯分のビアレッティで普通のカップに少し多めの量が抽出できて18gということで、コスパは良いかもしれません。

あー、最後の微細な粉末部分まで飲んじゃったよ。

古い粉で数回抽出して捨てることで再生品のビアレッティをなじませることにします。削り出しアルミのごつい塊なので水をかければすぐ冷えるのですが直後の清掃は少し緊張します。あと、鋳鉄の五徳アダプタにすぐに触らないように注意が必要でこれも緊張します。連続使用すると真っ赤に焼けるので怖いです。載せたままフライパンを使うと火を止めても少しの間炒め物ができるくらいの熱量がたまります。

16:30に写真追加。ぼろを隠しながらの撮影は難しい(^_^;